長崎県薬物療法提供体制強化事業

概要と目的

 平成25年度厚生労働省事業「薬物療法提供体制強化事業」を本県において実施ます。本会では長崎県福祉保健部のご指導のもと、長崎県医師会にご協力をいただき、「薬剤師と医師の連携における腎機能を用いた薬物療法適正化事業」をテーマとしました。
 本事業では、処方せん応需において、「身長」「体重」「血清クレアチニン値」を患者本人から直接、または、あじさいネットを利用して入手し、個々の患者の腎機能を把握することにより、より安全・安心のできる質の高い薬物療法を提供することを目的としています。処方医の協力の下、患者の腎機能に応じた薬剤の選択、投与量の調整を行なうとともに、より適切な服薬指導を行います。また、患者に腎機能検査値の情報等を理解していただくことにより、自己管理の徹底や薬物療法への理解を促し、患者の腎機能の悪化防止を図ることも目的としています。

会長挨拶

 本サイトは、薬物療法提供強化事業「薬剤師と医師による腎機能を用いた薬物療法適正化事業」を円滑に遂行するための支援サイトです。本事業は薬剤師が薬局において患者さんから腎機能を推定する患者情報(血清クレアチニン値、身長、体重、年齢等)を聴取したり、あじさいネットから取得することで、腎排泄型薬剤の適正使用を推進するために実施する事業です。また、腎機能低下している患者さんを薬局が把握することで慢性腎臓病(CKD)の進行の抑制やそれに伴う薬物療法の適正化を目的としています。本サイトを利用することによって、腎機能を用いた薬物療法の適正化を今以上に推進して頂きますようにお願いする次第です。

会長写真
会長 宮崎 長一郎

推進ポスター

推進ポスター
一般の方 医療関係者